In kmbsweb/Jtransit: Get the Japanese transit data

knitr::opts_chunk$set(
  collapse = TRUE,
  comment = "#>"
)

必要なパッケージをダウンロードしていきます。Jtransit はCRANではありませんのでdevtoolsを利用して下記のようにダウンロードして下さい。

devtools::install_github("kmbsweb/Jtransit")

library(Jtransit)
library(dplyr)
library(fuzzyjoin)

データ

Jtransitには、全国の駅の緯度経度情報および兵庫県の駅（乗降客数を含む）の情報が含まれています。必要な範囲（box）を指定し対象とする駅を絞り込みます。ただhyo_staには緯度経度の情報が含まれていないため、上記で絞り込んだ対象データと結合させます。本vignetteでは、fuzzyjoinパッケージを使ってデータを結合します。駅名が完全一致しなくても結合してくれます。

data(all_sta)
data(hyo_sta)

hyo_sta1 <- filter(all_sta, xcoord<135.45,135.05<xcoord) %>%
  filter(ycoord<34.9,34.6<ycoord) 

joined <- hyo_sta1 %>%
  stringdist_inner_join(hyo_sta, by = c(N02_005 = "station_1"), max_dist = 1)

乗換データの取得

orはorigine(=出発地点)、desはdestination(=目的地)を表します。今回は、出発地を神戸大学、目的地を神戸市付近の各駅とします。空のデータフレームを準備し、jtranjitコマンドを使って、所要時間、運賃、乗換回数の情報を取得し取得できたデータ（行）を空のフレームに結合していきます。空のフレームを設定しておかなければ、データが上書きされていくことになるので注意してください。

or <-  rep(c("神戸大学"), 295)
des <- as.character(joined$station_2)

# 空のデータフレームを準備
Data <- data.frame()

# 連続処理
for (i in seq(or)){
print(paste0("...", i, "行目を処理しています。"))
exdata <- transit(or[i],des[i],14,1,5)
#row bind
Data <- rbind(Data, exdata)
}

データ処理

3つのステップ（時間処理、運賃、データ結合）を通して、ggmapで表現するためのデータフレームを作成していきます。具体的には、時間処理では～時間～分という表記から～分に統一し、数値のみとします。covert_mのコマンドを使って処理を楽にします。運賃は、”円”を取り除き数値のみとします。最後にtransit_map_dura、transit_map_fareに適合するデータフレームを作成します。今回は200分以内でいける駅のみとし、FD2というデータフレームが得られました。

1.時間処理

Data$duration <- gsub("分","m", Data$duration)
Data$duration <- gsub("時間","h", Data$duration)

time <- Data$duration
dataF <- data.frame(origin=or,time=time)
#結果
DD <- covert_m(dataF,2)

2.運賃

Data$fare <- as.numeric(gsub("円", "", Data$fare))

3.データ結合（緯度経度含む）

FD <- data.frame(joined[,8],DD[,4],Data$fare,joined[,6:7])
names(FD)[1]<-"destination"
names(FD)[2]<-"duration"
names(FD)[3]<-"fare"
names(FD)[4]<-"longitude"
names(FD)[5]<-"latitude"

FD2 <- FD %>%
filter(duration< 200)

地図による可視化

ggmapにより取得したデータを可視化します。transit_map_dura、transit_map_fareの第1引数には、地図の中心とする緯度経度情報（今回は神戸大学の緯度経度）、第2引数には地図の倍率（適宜変更して下さい）、第3引数には対象とするデータフレームを与えて下さい。ただし、上記3.の型で作成しなければエラーとなります。

library(ggmap)
transit_map_dura(135.235395,34.725918,11,FD2)
transit_map_fare(135.235395,34.725918,11,FD2)

kmbsweb/Jtransit documentation built on May 29, 2019, 3:04 p.m.